UltraVNCを使ってリモートコンピューターを遠隔操作していてヌルヌルモサモサして「遅いな~」と感じたら、Mirror Driverを操作される側のコンピューターにインストールしてみてください。劇的に描画が速くサクサク操作できるようになります。
リモートコンピューターの画面出力をソフトウェアで処理するのではなく、ハードウェア処理してくれるっぽいです。
ダウンロード
Mirror DriverはUltraVNCホームページの以下のどちらかよりダウンロードできます。
- http://www.uvnc.com/products/mirror-driver.html
- http://www.uvnc.com/downloads/mirror-driver/85-mirror-driver-downloads.html
ページ中間あたりに「Download MD SDK」というダウンロードリンクがあります。
[直リンク]http://support1.uvnc.com/download/UVNC_MD_SDK.zip
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍するとdriverフォルダにOS別のフォルダがあるので、その中のファイルを使ってインストールします。
Windows7以上のOSはVistaを使います。
install.batを右クリックして「管理者として実行」するとインストールできます。
↓
インストールが完了するとデバイスマネージャーのディスプレイアダプターに「mv video hook driver2」または「mv2」が表示されます。インストール後は再起動してください。
UltraVNC側の設定
ミラードライバーを入れただけでは速くなりません。操作される側のPCにインストールされたVNCサーバーの設定が必要です。
タスクバーからアイコンを右クリックしてUltraVNCのサーバーの管理画面(Properties)を開きます。
「Check the Mirror Driver」ボタンを押してドライバーの状態を確認します。
この画面↓が出たら再起動してから再度ドライバーをインストールまたはチェックボタンを押してください。
この画面が↓出たらドライバーを有効にできます。
そして、Mirror Driverにチェックを入れれば完了です。
これで、サクサク操作できるようになりました。