古いWindows7のPCにWindows10をインストール
今更なんですが、古いPCを引っ張り出してWindows7のプロダクトキーでWindows10の認証が通るのか?やってみたことをメモ。結果から言うとできました。2020年5月現在でも無償アッグレードできるんですね。
新型コロナウィルスが世界的に流行している現在、感染防止対策としてテレワークをしようと自宅で仕事をすることが進んでいます。ところが環境が整っていないため、ノートパソコンを新規で購入しようとしても在庫がなく、なかなか進まない状況があります。そこで、会社に余っている古いデスクトップPCを再利用しようじゃないかということになりました。この余っているPCはほとんどがWindows7がプリインストールされたパソコンで、Windows10のライセンスやリカバリCDがありません。
今回、Windows 7 ProfessionalがプリインストールされたPCをそのままのスペックで使うと遅いので、ハードディスクをSSDに載せ替えました。メモリはほとんどが4GBだったので特に増設しませんでした。恐らくOSのエディションは合わせないと Home → Pro とか、Professiona l→ Home では認証が通らないと思ったので、Windows 10 Pro x64をクリーンインストールしてみました。ドライバはWindows Updateですべて当たりました。
クリーンインストール直後はライセンス認証に失敗
今回とは別のPCで試したときのことですが、Windows10やWindows8のパソコンをあえてWindows7にダウングレードしたPCであれば、マイクロソフトのサイトからダウンロードしたWindows10をクリーンインストールしたらプロダクトキーがなくてもライセンス認証時に「有効なデジタルライセンスが見つかりました。」といった感じでライセンス認証できたので、今回のような結構古いPCでも同じ感じでいけちゃうんじゃないかと思っていたのですが、甘かったです。以下のように認証できませんでした。
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有効なデジタルライセンスまたはプロダクトキーをお持ちでないため、このデバイスのWindowsをライセンス認証できません。有効なライセンスまたはキーをお持ちだと考えられる場合は、下の[トラブルシューティング]を選択してください。エラーコード:0xC004R012
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[トラブルシューティング]をクリックしてライセンス認証ができる場合があるのでクリックしてみました。
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ダメでした。
このデバイスでWindowsのラインセンス認証を行うことができませんでした。
クリーンインストールしたばかりですが、SYSPREPを実行したりプロダクトキーをリセットするコマンドを試してみましたが、エラーコードが0xC004C003に変わったくらいで状況は変わりませんでした。