閲覧履歴やクッキー情報を残さずブラウジングしたい
余計な広告やトラッカーをブロックしまくって爆速ネットサーフィンができるオープンソースの新しいブラウザ『Brave』(ブレイブ)ですが、更に匿名性を加えてセキュアに使うプライベートモード(またはシークレットモード)があります。『Brave』はGoogle ChromeやMicrosoft Edgeと同じChromium(クロミウム)がベースのブラウザです。
最近のモダンブラウザならどれでもできると思いますが、今回この『Brave』でプライベートモードで起動する方法をメモ。
プライベートモードの起動方法
スタートやタスクバーのメニューから起動する方法
スタートメニューのアイコンを右クリックして表示されたメニューから『新しいプライベートウィンドウ』を選択すると簡単に一発で開けます。
または、タスクバーに『Brave』のアイコンがある場合はこれを右クリックすると同様のメニューがありますので、ここから同じように『新しいプライベートウィンドウ』を選択すればサクッと開けます。
-incognitoスイッチを付けて起動する方法
ショートカットやコマンドプロンプトなどからシークレットモードを起動したいときはパスに-incognito
というオプションスイッチを付加します。ちなみに、Google Chromeのシークレットモードも同じスイッチです。Chromium版のMicrosoft Edgeの場合は--inprivate
となります。
通常起動時のショートカットのパス
"C:\Program Files (x86)\BraveSoftware\Brave-Browser\Application\brave.exe"
プライベートモードで起動するときのショートカットのパス
上記のパスに半角スペースを入れて--inprivate
を付けるだけです。
"C:\Program Files (x86)\BraveSoftware\Brave-Browser\Application\brave.exe" -incognito
あらかじめInPrivateで開きたいURLが決まっている場合、ショートカットにURLを埋め込んでおく使い方もあります。
"C:\Program Files (x86)\BraveSoftware\Brave-Browser\Application\brave.exe" -incognito https://www.msn.com/
ショートカットキーで切り替える
通常モードでBraveを起動している時に、Ctrl+Shift+Nを押すと、プライバシーモードの新しいウィンドウが開きます。この逆で通常モードの新規ウィンドウを出すことはできません。このショートカットキーはGoogle ChromeやMicrosoft Edgeでも同じです。
プライベートウィンドウで起動したときの画面
プライベートウィンドウで起動すると通常モードとは違い、外観のテーマがダークになって起動します。 なんかかっこいいです。プライベートモードを通常利用してもいいかもしれません。
起動直後の画面にはプライベートウィンドウがどういうものか表示されています。
これは
プライベートウィンドウ
Braveはあなたがプライベートウィンドウで行ったことを記録しません。匿名通信システムTorにより、インターネットサービスプロバイダや雇用者が、あなたのサイト閲覧履歴を見ることができなくなります。同時に訪問中のサイトにあなたのIPアドレスを晒すことなくブラウジングすることができます。 詳細情報プライベート検索 WITH
DuckDuckGo
プライベートサーチの場合、Braveはプライベートウィンドウでの検索にDuck DuckGoを使います。DuckDuckGoはあなたの検索履歴を追跡しないので、匿名性を保ったまま検索ができます 詳細情報プライベートウィンドウをさらにプライベートにする
+Tor
プライベートウィンドウを使用すると、あなたのデバイスでBraveに関することだけが変更されます。-- 他のものの動作は何も変更されません。TorはあなたのIPアドレスを訪れるサイトに対して秘匿し、訪れたサイトをあなたのISPや雇用者からも秘匿します。プライベートウィンドウ+Torはメニューから、またはAlt+Shift+Nで開きます。 BraveにおけるTorの詳細を表示