Administrator(管理者)を有効にしたい
Administratorが有効になっていないWindows 10 HOMEのパソコンがあるのですが、Proと違って簡単にAdministratorを有効にすることができませんでした。そこでコマンドからAdministratorのアカウントを有効にする方法があったのでメモ。
Net Userコマンドを使う
コマンドプロンプトからNet Userコマンドを実行すれば、アカウントの確認・作成・削除・有効・無効ができます。コマンドによっては管理者として実行されたコマンドプロンプトでないと実行できないコマンドがあります。
Administratorのアカウントを操作する場合の例
早速ですが、手っ取り早くAdministratorアカウントを有効・無効にしたい方向けに使えるコマンドを先に紹介します。一般的なNet Userコマンドの使用例は下の方に記載しています。
Administratorを有効にする
デフォルトでは無効になっているAdministratorを有効にしたい場合は以下のコマンドとなります。過去に一度もAdministratorを有効にしたことがなければ、恐らくパスワードは設定されていませんので、有効と同時にパスワードを設定することが可能です。仮にパスワードを123456
とした場合は以下となります。
net user administrator 123456 /active:yes
パスワードを設定しないままにしておく場合は以下となります。
net user administrator /active:yes
パスワードの桁数や文字種に制限がある場合はパスワードなしのままで有効にすることができないかもしれません。
Administratorを無効にする
Administratorを元の無効状態にする場合は以下となります。
net user administrator /active:no
パスワードを削除して無効にしたいときは以下となります。
Administratorの状態を確認
Administratorのアカウントが有効になっているか無効になっているか知りたい場合は以下で確認できます。
net user administrator