FLASH Playerの自動アップデートが無効になっているPCをバッチファイルで簡単に有効にする方法をメモ。Windows 7のPCで試してみました。
自動更新の設定ファイル
バックグラウンドでのアップデートを許可する設定を、コントロールパネルの「Flash Playre 設定マネージャ」を使わずに行いたいときは、レジストリではなく以下のファイルで設定します。
- 32bit版 Windows ... C:\Windows\System32\Macromed\Flash\mms.cfg
- 64bit版 Windows ... C:\Windows\SysWOW64\Macromed\Flash\mms.cfg
「アップデートのインストールを許可する(推奨)」にしたいとき
Flash Player のバージョンや設定によっては、mms.cfg が存在していない場合がありますが、メモ帳などで手動で作成し、以下の内容をUTF-8で保存すればOKです。
SilentAutoUpdateEnable=1 AutoUpdateDisable=0
「アップデートのインストール時に通知を受け取る」にしたいとき
SilentAutoUpdateEnable=0 AutoUpdateDisable=0
「アップデートの有無をチェックしない(非推奨)」にしたいとき
SilentAutoUpdateEnable=0 AutoUpdateDisable=1
バッチファイル
以下のバッチファイルを実行(管理者として実行)すれば自動更新できるようになります。mms.cfg が存在していない場合は新たに作成されます。
@echo off echo. echo Flash Player の自動アップデートを有効にします。 setlocal enabledelayedexpansion set CONFIGFILE="C:\Windows\System32\Macromed\Flash\mms.cfg" echo. echo 設定ファイル(%CONFIGFILE%)の中身を消しています。 type nul > %CONFIGFILE% echo. echo 設定を書き込んでいます。 echo SilentAutoUpdateEnable=1 >> %CONFIGFILE% echo AutoUpdateDisable=0 >> %CONFIGFILE% echo. echo 設定ファイルの書き込みが終わりました。 endlocal pause
自動更新が有効になった
バッチファイルを実行後、「Flash Playre 設定マネージャ」を開いてみると自動更新が有効になっていました。
参考サイト
ダウンロードとサイレントインストールの参考
最新のFlash Playerのダウンロードや、サイレントインストールも組み合わせてバッチファイルを作りたいときは、以下のページを参考にしてください。